今回はロードバイクシューズ『SHIMANO RC9』のお話。
エリートカテゴリーに出場していた頃から昨年のシーズンまでは、着脱がしやすい構造になっているトライアスロンシューズを使用していました。このオフシーズンにご縁があったことから、シマノのロードバイクシューズであるRC9を履いてトレーニングをすることになりました。
しばらく使用してみた感想としては、『ミドル以上の距離のトライアスロンレースなら断然こっち(RC9)だな』と感じています。
というのもアッパーとソールのホールド感が高く、ペダルに対する力を逃すことなく伝えられていると実感できたからです。長い距離のレースになればなるほど、ペダリングする回数が多くなるのでロスなく伝達されることが効果的なことは間違いありません。
トランジションでの一秒の遅れが集団の位置を左右するエリートカテゴリーのドラフティングレースならば、着脱が重要視されるトライアスロンシューズが断然有効ですが、ミドルやロングはもちろんのこと、オリンピックディスタンスであってもエイジカテゴリーなどノンドラフティングレースにおいては、バイクでのパフォーマンスが結果に大きな影響を与えます。
そんなレースでは一回一回のペダリングでロスなく力を伝えられるロードバイクシューズが有効で、効果的な選択肢だと感じます。
今シーズンは私もこのRC9を使ってレースをすることにしました。今からどんな結果になるか楽しみです。
ちなみにこのRC9、ワイド幅のサイズ展開もあり幅広の私には嬉しいサイズ展開です。トライアスロンシューズしか履いたことがないという選手は是非選択肢の一つに入れてみてください。十分満足できると思います。