1時間55分58秒 スイム 21分01秒/バイク 1時間00分23秒/ラン 33分51秒
5月26日は潮来トライアスロンに出場してきました。
潮来トライアスロンは今年9月に茨城県で行われる国体の予選大会なので、優勝して自力での国体代表選出を目指したいところ。そして家から車で20分の地元でのレースなので、普段お世話になっている県内の方々も多数いらっしゃるので、頑張りたいレースの一つだ。
レースはノンドラフティングルールの変則距離で開催される。(スイム1500m、 バイク41.4km、ラン10km)
国体本番へ向けてスイムを強化しているので、スタートから良い位置で展開したい。
スイム(1500m・2周回) 21分1秒
フローティングでのスタート。スタート3分前からスタートラインについてプカプカ浮いて号砲を待つ。今日は真夏のように気温が上がってとても暑いので、潮来の水はとても気持ち良い。このまま浮いていたいものだ。
なんて思っていると、レースの号砲が鳴る。ああ、暑いレースが始めるのか…。
左から茨城県のエリート選手の安松選手が勢いよく飛びだす。とても着いていけないけれど、彼が作り出す先頭グループの最後尾付近になんとか付いていくのを目指す。もう少し詰めれば流れに乗れて少しは楽になるのに、それが出来ずズルズル離れる。予想はしていたけれど、パックを逃してしまったので一人でなるべく先頭集団から離されないように泳ぐ。
2周目からは周回遅れの選手でかなり泳ぎにくい。自身もかなり蛇行してしまって勿体なく感じた。ペースの合う選手もいなかったので、ほぼ一人旅でスイムフィニッシュ。先頭との差が気になるところだ。
バイク(41.4km・6周回) 1時間00分23秒
スイムアップで安松選手から1分40秒と聞く。
予想を大きく超えてはいないけれど、だいぶ差がついた。ウエットスーツを脱ぎながらバイクへと向かう。背中にあるウエットスーツの紐を探して、紐を引くと中に着ていたトライスーツの紐だったらしく、当たり前だけど全くウエットは脱げない。結局バイクの前に着いてからウエットの紐を見つけ、脱ぎ始めたのでだいぶロスしてしまった。おまけにバイクのペダルに取り付けたシューズの固定用の輪ゴムが取れて、バイク跨るときにとてもシューズを履きにくかった。ああ、つまらんミスだ。
トランジットでロスをしたけれど、とにかくバイクで前を追わないといけない。しかしどうも狙い通りのパワーが出ない。予定より15wほど出力が低く、だいぶ不安になる。ロングのように低いパワーで長く乗りたいけれど、ショートはいきなり結構上げないといけない。
しかしそれがとてもつらい、というか出来ない。とにかくリズムをつかめるよう集中する。
2周目に入りまだ差は1分20秒。
トランジットのロスであまり差は詰まっていない。3周目で差は40秒まで縮まり、4周目に入ったころでようやく前に先頭の安松選手がみえてきた。一気に抜いてあとはランまでに差を作りたいところ。安松選手はランが強いので、バイク終わりでタイム貯金を作りたいところだ。
バイクコースはエイジの選手がたくさんいて、コーナーでは必要以上に減速しなくてはならない面がたくさんあったけれど、安全に気を付けながら、漕ぐとこは漕いでいく。パワーは予想より低いものの、そこからさらなる低下はなく、ほぼ乗りはじめと同じペースでバイクパートを終えた。
ラン(10km・4周回) 33分51秒
バイク終了時点で推測1分40秒は後ろと離れていると聞く。問題ないとは思ったが、決して楽に走れるタイム差ではない。しっかりとキロ3分20秒程度で自分のペースを刻んでいく。
太陽が高くなり、5月としては非常に熱いけれど、こういう環境はとても好きだ。過去に出場したIM台湾では37度でフルマラソンを走ったんだぜ。それに比べればたいしたことはない。水分補給に注意しながら、ランを走る。対面で後ろの安松選手との差を確認しながら、ペースを作っていく。
ショートのレースが10年ぶりなので、ここでしっかりランを走り切り、今後への自信を付けたい。ある程度優勝が濃厚になってもペースを落とさないように走り続け、無事1番でフィニッシュ出来た。周回のラップで5秒ずつ程度しか落ちなかったので、良い配分で走れたと思う。
今回はノンドラフティングのレースだったので、スイムで遅れてもバイクで挽回できたが、国体本番はドラフティングレースだ。今日のようにバイクで追い上げるのは難しくなってくるので、なんとか前のパックでスイムを終えれるよう強化していきたい。そしてトランジットもショートでは特に重要なので、つまらないミスはなくさなくてはならない。
一先ず6月2日にドラフティングレースのショートの大会、関東選手権に出場するので、今日見つけた短期で改善できる点をしっかり克服してレースに臨みたい。