2022.06.01 #TOHARA

水郷潮来トライアスロン2022 レースレポート(戸原選手)

総合記録 1:56:48(スイム 0:22:18、バイク 1:00:04、ラン 0:34:26)

総合優勝

522日は地元茨城県の潮来トライアスロンに出場しました。トライアスロンレースへの出場は2年半ぶり!2020年以降はレース会場にも足を運んでいなかったので、浦島太郎になった気分です。潮来トライアスロンは地元の慣れ親しんだ大会なので、久しぶりのレースとしては気楽に望めて良い感じだね。今年はIRONMANにも復帰するので、実戦練習をしておきましょう!

大会に出場しない間もトレーニングは継続していたので、バイクを中心にパフォーマンスは上がっているものの、ここ2か月程は股関節や腰の不調を抱えていたので、出場を悩みました。しかし、このタイミングで出場をしないと久々のレースがIRONMANになってしまい身体に悪そうだ。幸い最近は痛みも感じなくなっているし、無理そうならリタイアしても問題はないので、とりあえずレースの雰囲気を味わなくては。

今回はレース会場に息子を連れていったので、諸々勝手が掴めずにスタート前はあたふた。アップを十分に出来なかったので、もっと時間に余裕を持たないとだめだね。

 

スイム

久しぶりのオープンウォーターでのスイム。最近の泳力的に普段通り先頭から2分は遅れそうだ。

2名ずつ、6秒間隔のローリングスタートなので、マイペースで泳ぎつつも、流れを利用したいところ。同時スタートの相棒は大学トライアスロン部の後輩の中川君で、私よりもスイムが速い。最後まで着いていける可能性は薄いものの、大学の大先輩である私を置いて泳ぐなんてことはしないはずだ。きっと丁度良いペースで引いてくれるはず。

そんなことを考えているうちにレースがスタート。最初のブイまでは中川君の足をペタペタしながら回る。しかしどうにも気分が悪く、呼吸が出来ない症状が現れる。普段なら冷静に耐えるところだけど、どういう訳か泳ぐのを辞めて小休止することに。

小休止後は落ち着くまでペースを緩めて、意気消沈しつつもフィニッシュを目指す。タイム差は想定よりも大幅に開いたので、この先が心配だ。スイムアップをしてトランジットに向かう途中で先頭と330秒差との情報が入る。

あああ、何をしているのだ。

バイクで先頭に追い付くまで時間がかかりそうだけど、バイクパートは昔よりもだいぶ速いんだぜ。このくらいの差なら問題ないはず。

 

バイク

バイク乗車後は、セッティングしといた輪ゴムが切れたようで、バイクシューズを履くのに手間取る。オマケにIRONMANのレースシューズで出場した為、トライアスロン用のシューズに比べて履くのが難しい。下を向いたりして気を取られていると、縁石に前輪がぶつかり、土手に着地する。なんでこんなつまらんミスをしてるんだ、と思いつつも急いでバイクにまたがりシューズを履き、落ち着いてバイクを進める。直角コーナーが周回中に多数あるが、道幅も狭く、エイジグループとの混走のため、自分のペースで曲がることが難しい。コーナーが連続するゾーンではタイム差が生まれないので、直線部分で前との差を詰めなくてはならない。

巡行中にパワーを見ると良い数値が出ている。これなら問題なく追いつけるだろう。コース上の対面通行箇所で先頭を確認。先頭は時々一緒に練習をする古山大(タイシ)だ。待っててね、直ぐに追いついてみせるから。とテレパシーを送っておく。

2周目に走り、何人か抜いていく。もはや自分が何位なのか全く分からないけど大丈夫だ。なんといってもパワーは出てるんだから、と思いガーミンを見ると、ハンドルで適当にテープで止めておいたガーミンが吹っ飛んだようで無くなっている。あちゃー。ガーミン飛んでガビーン!!みたいなギャグをレポートに載せるしかしかないな、なんて思うくらい冷静だぜ。

そうこうしているうちに3周目のラストでタイシ選手に追いつく。このタイミングで追いつくということは、バイク終了までに130秒くらいは離せそうだ。追いついちゃったぜニヤリ、といった感じでタイシとアイコンタクトをとってから先を急ぐ。

4周目も無事に漕いでトランジットへ向かう。ガーミン飛んでパワーは分からないけど、余力は十分。今日は楽しいランニングになりそうだ。

 

ラン

トランジットを出てもまだ後続は見えてこないので、セーフティリードがありそうだ。ランは身体の不安もあるし、後ろとの差があれば余裕を持って走ると決めているので様子を伺いながら距離を消化する。片道1.25kmの折り返しなので対面箇所がたくさんある。差を確認しやすいコースなので、先頭を走る上では最高だね。特に問題もなくランを走り切り優勝できた。

久しぶりのレースはやっぱり刺激をもらえて楽しかったね。

次戦はIRONMANなので、気合いをいれてコンディションを整えてレースに臨みたい。

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