2018.04.27 #TOHARA

2018年 全日本トライアスロン宮古島 レースレポート

トータルタイム 8:04:17 (スイム 0:42:05/バイク 4:14:01/ラン 3:05:03) トランジション1 0:03:08

総合(男子) 第2位

今年も宮古島トライアスロン(Swim:3km, Bike:157km, Run:42.195km)コースマップ に出場してきました!

スタートラインに立つときは諸々不安しかなく、どうなるかと思っていたけれど、2位で終えることが出来てホッとしてます。パフォーマンスは練習面やレースを振り返っても、優勝してた頃より劣るけれど、強くなるのはこれからって訳さ。では早速レースを振り返りましょうかね。


スイム

ナーバスなスタート前の時間が終わり、スタートの号砲が鳴る。目標は優勝候補のキャメロンのパックでスイムを終えること。最近の泳力的に、たぶん遅れるだろうな、と思っていたけれど、予想の2倍増しでスイムは悪かった。泳ぎだしからスカスカな感じがして、全く上位陣のパックについていけない。強豪選手のキャメロンとサイモンが2人同じパックで上がり、バイク序盤を一緒に走らないよう祈りつつ、集団の後ろの方で泳ぐ。ヘッドアップをしても確認できないほど、先頭は遥か彼方に行ってしまった。さようなら。


 バイク

スイムを終えて先頭5分、キャメロン3分と聞く。そんなに遅れるか…。がっかりだけれど、一人で頑張るしかない。今年は例年とは違い、風の穏やかな伊良部大橋を渡り、島内を1周する。その間先頭とのタイム差を聞いて、かなり開いていることに驚く。キャメロンとはそれ程差が開いていないので、先頭のサイモンのペースがとても速いようだ。

伊良部島巡りが終わり、お次は池間島へ。島を堪能できるバイクコースだね、そんな余裕ないけど。池間島手前からすでにパワー低下が始まる。不安はあったけれど、ここまで弱いのか。差は大きく開き、レース序盤で既に10分の差。後ろから来たダミアンに、一緒に行こうぜ、と言われても全くついていけない。しょぼいパフォーマンスに嫌気がさしてきた。おまけに雨も強くなり、周りが暗くなり、気持ちもダークな方向へ向かっていく。という訳でポジティブな新しいモチベーションを探す。

新規活動の初戦、なんとかまともな結果は残さないと、我慢しろ、このまま走りきれば3位にはなれる。辞めるよりはずっといいはずだ。OK、3位だ、3位を目指そう。とにかくレース続ける気持ちを作り、パワーが低値をさらに突き抜けることがないよう辛抱する。ロングは我慢のスポーツだぜ。その後も差は広がり続け、先頭とは20分近い差をつけられる。まぁ今の目標は3位だ。ダミアンとの差はいかほどに?


ラン

トランジットで3位と7分差と聞く。随分開いたな、とはいえ宮古のランパートはきついし、問題なく追いつけるだろう。自分の調子も良くなさそうなので、予定よりさらに安全運転で繰り出す。優良ドライバーの鏡だぜ。行きは強い向かい風なのでタイムは一切見ないで、時折心拍だけ見て落ち着いて楽に走れるようにした。

タイム差を聞いていると折り返し前には追い付きそうだ。14キロ地点くらいでダミアンに追い付き新目標の3位に浮上。余力を持って走って、この位置は最低限確保することにする。2位はキャメロンで、彼は先頭に追い付くだろう。先頭のサイモンとは大きく差がつまらないし、リスク追ってまで追いかけるタイミングじゃないな。19.5キロ地点くらいで先頭のサイモンと、その後方20mくらいにいるキャメロンとすれ違う。この位置でしかレースできないのは情けないぜ。

折り返しをすぎてから対向のダミアンとの差を見て、結構開いていることを確認。心拍をさらに3-4拍落として、より安全な方向で走る。しかし、応援、対向の選手から、サイモンが歩いているぞ、追い付ける!と耳寄り情報を何度も教えてもらう。自分の余力も十分なので、ペースをあげて2位にチャレンジしてみることにした。そりゃあ3位より2位のほうがいいでしょうよ。後半になっても良く脚が動き、30キロ地点では8分差、35キロ地点では2分程度に縮まり、これはいけそうだなと思い始める。次の角で見えるかな?次はどうだとろう?とカーブの度にサイモンの姿をとらえるのを楽しみにしては、がっかりしていたけど、38キロ地点くらいでようやく追いつき、2位に浮上出来た。あとはゴールまで宮古島を堪能しながらフィニッシュだ。

フィニッシュ直後は、内容の悪いレースにイライラと情けない気持ちが強かったけれど、今年の宮古はなんとか乗り切る、辛抱のレースになると思っていたこともあり、今は冒頭の通りホッとしている。

キャメロンは実績的にもちろんナンバー1。ただサイモンは6時間30分の間はレースの主役で、バイク後も優勝に挑戦できる位置にいた。だからそれに挑戦し、結果的に失速して3位になったけれど、彼の3位の方がずっと私のレースより価値があると個人的には思う。もし無難に2位を守ろうとしていたら、彼が2位だった。ドイツから遠く離れた大会で、彼にとっては2位も3位も変わらないけれど、キャメロンに勝っての優勝なら全く意味が違うから、少々オーバーペースでも勝利に挑戦したんだと思う。

サイモンは数年前までIRONMANで戦っていたけれど、今はドイツで先生をしているみたい。そんな訳で1ミリも勝った気がしないけれど、私にとっては自国の、スポンサー向けにも一番大きな大会で、キャメロンの次点になれたのは良かったと思う。彼に勝ったと本当に言うにはIRONMAN NZで勝たないと駄目だけど、宮古では来年出場したら勝利を目指したい。

シーズンはまだまだこれからで、自分の調子もどんどん良くなっていくと確信している。これからをお楽しみに!

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