2018.06.22 #TOHARA

五島長崎国際トライアスロン大会エリートの部 レースレポート

エリート男子 総合1位 総合記録 5:01:53

先週6/17(日)は五島長崎国際トライアスロン大会エリートの部(スイム2キロ、バイク124キロ、ラン21キロ)に出場してきました。
シーズン中盤のこの時期はマストなレースがなく、スケジュールを自由に立てやすいものの、あまり自由に活動しているとJTUが発行するIRONMANプロ資格基準を満たせなくなるため、来年もプロ資格を維持するための活動をすることにしました。来年IRONMAN出れなくなるのは困るからね。一番自分の活動にマッチする方法で資格を満たせるのが来月デンマークで開催されるITUロング世界選手権。なのでその予選になるこの大会への出場を決めました。

バラモンキングの出場は4回目なので、諸々レースを走るにあたって必要なことは把握していて、ストレスが非常に少なく、気持ち良く大会に臨むことが出来ました。
昨年の怪我からパフォーマンスが中々戻らなかったが、近ごろトレーニングでは調子が上がっているのを確認していたため、レースでもレベルアップを確認し、確かな1歩を踏み出せたことを実感したいところ。
それはさておきレース始まるよ。

スイム 2キロ(スイムラップ:26:46)
穏やかな福江島の漁港でのスイムスタート。スタート後上手く先頭集団に滑り込んだものの、浅海選手が後ろに下がってから誰も先頭を引かなくなったのでペースが落ちる。HUUBのウエットスーツを着ていたので、ほとんど浮いているだけに近いような状態もあった。
スイムは他の選手の方が力あるし、後続を離したいとより強く思うのは他の選手だし、後ろ着くのは先頭泳ぐよりも良い練習になるし、自分が前を引く理由がないので、誰かが積極的に前を引くのを待つ。そうこうしているうちに井辺選手が前に出て引き始めたので、小休止は終わりにして泳ぎ始める。なんと前を泳ぐ浅海選手はキャップがとれたようでドンマイだな、と後ろで思っていたら、今度は自分が髪が邪魔で前が見えなかったらしく、若干前の選手と差が開いてしまっていた。とはいえすぐ前方に選手は皆とらえているので問題ない。

この差ならバイクで身体が乾くころには先頭になれそうだ。キックもほとんど打たず、かなり節約して泳げたと思う。
 
バイク 124キロ(バイクラップ:3:15:51)
トランジットでバイクへ向かい走りながらヘルメットをつけるのを咎められて、ちょいタイムロス。バイク乗車後5キロ地点くらいで若い井辺選手を抜いて先頭に立つ・・・立つっていってもどちらかと言うとサドルに座っているので、先頭に”座る”かもしれない。へへへ。
それにしてもバラモンキングエリートの部は高齢化が進んでいたため?!、今年は若い選手が盛り上げてくれていい感じね。と思うのは自分も年をとったからだろうか、とキーボード叩きながら感慨に浸る。

コース上ではAタイプの選手と混走するため、事故に気を付けながら調子よくバイクを進めた。スタートして45キロ程度の対面折り返しではAタイプの選手に紛れてしまい、後続との差は確認できなくなった。しかし良い感じで漕げているので、バイクの後半でもこのペースを維持することに集中する。距離を消化していっても、パワーはほとんど落ちず、かなりイーブンペースで漕ぐことが出来たようだ。108キロ地点にある対面折り返しでは2位の選手と10分以上の差が確認できたので、後半にかけて大きく差は開いていったみたいだ。
124キロの旅を終えてトランジットへ。
 
ラン 21キロ(ランラップ:1:19:16)
トランジットを終えてランの出だしも良い感じだ。序盤は少し早めに飛び出してしまったものの、すぐにペースを落とす。気温が高いので無理は禁物だ。後続とはタイム差があるが世界戦も近く、この大会がそれの良い練習にもなるため、ペースを落とさないようにしてきっちり走って1位でゴールしたぜ。


レース全体を通してイーブンペースでいけたのは、上手にレースを走れた証拠で、自信につながるし、自分の調子が上向きになっているのを感じた。このまま右肩上がりで成長できるようにしたい。来月の世界選手権は展開にも左右されるけれど、同じようなペース配分で、そしてもう数%出力やスピードを上げてレースが出来るようにしたい。

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