Overall 04:36:55/Swim 00:26:31/Bike 02:37:16/Run 01:28:28
12月2日に西オーストラリアのバッセルトンで開催されたIRONMAN 70.3 Western Australiaに参加してきました!ずっとずっとずっと楽しみにしていたオーストラリア遠征。現地のチームとの飛び込みでの合同練習とかも期待して、レースの1週間程前に現地入りしました。
70.3のレースへの出場は今回で2回目。歴史的にもトライアスロンが盛んなオーストラリアはエイジでも強豪選手が多いため、とりあえずは入賞を目標にしてました。
現地で一緒にトレーニングをしてくれたバッセルトンのトライアスロンチームの方々、環境、景色…もう全てが最高でウキウキな気分で臨んだレース!結果的にはエイジ優勝、女子総合でも優勝することができました。
スイム 1.9km/00:26:31
バッセルトン桟橋で有名なバッセルトンの海は本当にとてもキレイでした。
去年、このレースではサメが出てスイムが中止になったみたいです。今回、サメの情報は入ってこなく、スイムは無事にできそう。アップで海に入った時、足の親指を何かに噛まれてビックリ!少し傷になってましたが、サメではなさそうなので大丈夫。
3秒間隔で2人ずつのローリングスタート。大きな外国の選手に囲まれながら5列目くらいのところでスタートしました。第1ブイまでは少しぶつかり合いがありましたが、ブイを過ぎると周りに選手はあまりいなくスムーズに泳げました。脈が落ち着いてきたので、気持ちの良いペースでしばらく泳ぐ。途中、他の選手が周りに見えず、コースを間違ってしまったのかと不安になりましたが、少し先に選手が見えたので一安心。そのまま、キレイな海だなぁと思いながらフィニッシュブイに向かって泳ぎました。そのブイを間違えてしまって、少し長く泳いでしまいましたが、4番目でスイムフィニッシュ。沿道は盛り上がっていて、気持ち良くトランジションエリアへ向かいました。
バイク 90.1km/02:37:16
90km、1周回のコース。早めに現地入りしていたので、事前にコースを試走していました。フラットなコースで直線も長いので超高速コースです。途中、牛や馬、緑色の鳥も飛んでいてとても楽しいコース。
そして白骨化した動物もいてとてもワイルド!試走した日は横風が強く走り難さを感じましたが、レース当日はあまり気になりませんでした。
今回はロードバイクにDHバーを付けて、FTP値の85%(181watt)をターゲットにして走りました。
オーストラリアの選手が多い今回のレース。みんなものすごく速い。バイクスタートしてまだそんなに経っていないのにどんどん抜かされる。。。みんな速いなぁ、カッコいいなぁと思いながら、パワー管理をしながら走りました。バイク中、あまり暑さは感じなくとても走りやすい天気でした。走り始めて1時間後くらいに”エネもち”を食べる。
もう何人に抜かされたかな。女子選手にも結構抜かれたな。。。12mの距離を保ちながら後ろに付くけどみんな速いのですぐに離れてしまう。パワーは落ちないように走り続けました。70km地点くらいにある白骨化した動物がなぜか目に留まり、、、残り15kmくらいのところでエネもちをまた食べて、もう少しだと自分に言い聞かせてバイクを終えました。トランジションに戻ってきた時はバイクの多さに驚きましたが、ランもがんばろ!と気合いを入れてランパートへ。
バイクはNP183Wでターゲット通りにペースマネジメントができました。
ラン 21.1km/01:28:28
海沿いを2周回走るコース。キレイな海の横を走るのは、とても気持ち良い。風が少し出てきましたが、あまり気になりませんでした。ランはキロ4分15秒を刻み、1時間30分切りが目標。スピードを上げてランスタート。
あ・・・今日はハーフだっ!?オリンピックディスタンスの時のような走り出しをしてしまい、少しペースを落としました。芝生のトランジションエリアを出て、沿道に入る。体がとても軽く、バネのある走りができ、これは目標のタイムを切れると確信しました。入りの1kmを4分4秒で入り、目標より速いペースでしたが、行ける!と思い、そのままペースを維持しました。
しかし8km時点くらいから1km毎のラップは4分11秒、13秒、12秒、14秒と落ちていく。でも、日本から来た全然知らない選手を現地の方々は名前を呼んで応援してくれるし、レース前に一緒にトレーニングをしてくれた現地のトライアスロンチームの方々もすれ違う時に声を掛けてくれる。嬉しい、本当に嬉しい。これが頑張れる要因のひとつで、またペースを戻すことができました。その後も少しラップが落ちた区間もありましたが、その時は粘って少しペースを上げて元に戻す。ガーミンウォッチのハーフ時点でのタイムは1時間27分31秒。やったね!フィニッシュまでもあと少し!ラストは更にスピードを上げてフィニッシュしました。
結果も嬉しいし、現地チームの方々が歓迎してくれたことや私に何度もおめでとうって言ってくれたこと、チームのみんなに出会えたこと…とても嬉しかったです。帰る時はすごく名残惜しかったので、もっと強くなって、英語を勉強して、またみんなに会いに来年も参加し、優勝します!