2019.06.07 #TANNO

第24回関東トライアスロン選手権大会 レースレポート

2時間04分23秒 スイム:0:21:23/バイク:1:04:01/ラン:0:38:20

エリート女子:優勝

62日に渡良瀬遊水地で開催された関東選手権トライアスロン大会に参加した。

この大会は、9月に茨城県で開催される国体と10月にお台場で開催される日本選手権の予選レース。毎年参加していて今年で7回目になる。私にとって、いろんな思い入れのある大会。今年は必ず優勝すると強い気持ちで挑んだ。結果はついに・・・念願の優勝。今年開催の国体と日本選手権への切符をゲットした。


 

スイム 0:21:23 3

今年も昨年同様に750m2周回するコース。

スタート音が鳴り、ピッチを上げてスピードを上げる。しかし自分の両サイド腰あたりに選手がぴったりと付いていて、とても泳ぎずらい状況。全然進んでいないのがわかる。その後もスピード力が足りず、中々抜け出せない。第1ブイの真ん中あたりで先頭からは結構離れているのがわかった。このままだとバイクは第2集団でスタートだ・・・そんな言葉が一瞬、頭に浮かんだ。

そんな状況のまま、第1ブイを迎える。ここで離そ!とブイを少し大回りしてスピードを上げて、抜け出すことができた。ある程度のスピードで長い距離を泳ぐのは得意なので、そこから先頭集団を追いかける。

1周目は先頭集団から約20秒ぐらい遅れてに上陸し、ブイを回って2周目に入る。「追いつけるぞー!」と声が聞こえた。追いつける。と私も思った。

段々と距離が縮まってきているのがわかり、残り300m位のところで先頭集団に追いつくことができた。

今回は1500mだったから追いつくことができたけれど、スプリントだったら20秒差でバイクスタートとなる。もっと高いスピード力をつけることが今後の課題と感じた。


 

バイク 1:04:01 2

バイクは8km5周回するコース。川﨑選手、杉原選手、江成選手、飯塚選手、私、この5人の集団でバイクを進める。

後ろの集団とは1周毎に30秒程差がついていく。このままいけば、この5人でラン勝負になるだろう。なのでカーブでは慎重に、コース上は実は完全に閉鎖されていないため子ども達が自転車に乗っていたりしたので、周りに注意しながら、バイクを進めた。

バイク中もランの序盤は落ち着いて走り、先頭でフィニッシュテープを切っている姿をイメージしながら、5人でローテーションし、この集団のままバイクパートを終えた。


 

ラン 0:38:20 1

2.5km4周回のコース。去年は気持ちが先走り、前半飛ばしすぎて後半は大失速してしまった。川﨑選手と杉原選手が勢いよくスタートしたが、去年の反省を踏まえて今回は落ち着いてスタートした。

脈が落ち着いてきたので、少しスピードを上げて、前の2人を追う。1周目の内に先頭に立てた。そのままペースをキープして走り、3周目に入る頃には後ろを走る杉原選手を30秒以上離すことができ、3位を走る川﨑選手とは50秒近く差があった。このペースで走り続けよう。

しかし3周目から川﨑選手のペースが上がってきているのがわかった。ラストの4周目に入るときには川﨑選手が25秒差まで追い上げてきていた。川﨑選手はこの関東選手権を6連覇している選手でもある。やはり強い!

あと2.5kmなので私も少しスピードを上げて、フィニッシュゲートに向けて走った。

ゴールは目の前。沿道にいた方々は笑顔で迎えてくれて、ハイタッチをしながらフィニッシュテープを切った。


 

ゴールの瞬間、いろんなことが込み上げてきた。応援、サポートしてくれてる方々のことや今までの思い、家族のこと。

みんなのおかげで、こうやってトライアスロンができている。感謝の気持ちを改めて感じることができたレースだった。これからもみんなを笑顔にさせるレースをしていきたい。

次は623日、ITUのアジアカップ蒲郡。この経験を次に繋げて、更に上を目指して臨みたい。

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