2021.10.04 #AKIKO TOHARA

家族でリレー参戦! 潮来トライアスロン レースレポート

こんにちは!

9/26(日)に茨城県潮来市で開催された潮来トライアスロン大会に出場しました。

(女子総合優勝したエリカさんと!)

以前、霞ヶ浦周辺を練習拠点にしていたこともあり、馴染み深い大好きな場所です。

潮来は東京駅から高速バスも頻繁に出ていて、都内から車でアクセスしやすく、かつ霞ヶ浦の湖畔沿いのサイクリングロードは安全に、信号に引っかかることなく乗り続けられる最高の環境が整っています!トレーニングにおススメな場所です!

さてさて、今回はリレーの部へエントリー。

トライアスロンのリレーとは???と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「リレー」といっても大会によってルールが異なりますが、東京オリンピックで行われたミックスリレーのようにスイム・バイク・ランを一人ずつ行うタイプと、スイム・バイク・ランの各種目を一人ずつ行うタイプがあります。本大会は後者タイプで、2名または3名でスイム1.5km・バイク40km・ラン10kmの完走を目指します。(2名での参加の場合、どちらか1人が2種目行う)

 

気になるリレーのメンバーは!

スイム担当:母
バイク担当:わたし
ラン担当:父

その名もチーム名「稲葉家」です!

(稲葉は旧姓です)

以前、自己紹介にて少しお話したことがありますが、両親は元トライアスリートで、父は宮古島完走、母はIRONMANの世界選手権であるKonaを完走しています。

私が幼い頃までは大会にも出場していましたがトライアスロンとは離れていました。しかし、普段から健康維持を目的に運動を続けているのを見ていたので、一緒にトライアスロンレースに参加したいと思い誘いました。リレーの良い所は、トライアスロンを走るよりも気軽に参加できるところです。

いきなり「トライアスロンの大会に出場する」となると構えてしまう方でも1種目ならば挑戦してみようかな、と思えるのではないでしょうか。そしてトライアスロンの大会の雰囲気を肌で感じてしまったら、次はトライアスロンを走りたいと思うこと間違いなしです!!初めての方、ご無沙汰の方、いかがでしょうか(^^)☆

そんなわけで、レースはかなりご無沙汰な両親には大会出場が決まってからトレーニングをしてもらいました。目標タイムに向けて健康維持+αのモチベーションが生まれ、トレーニング報告で連絡も頻繫に取り合うことができたので、レース出場を決めて本当に良かったと思いました。

そしてレース当日!!レース2週間前から当日までの検温、体調チェック、レース当日のコロナ抗原検査を提出するなど、万全な感染対策が行われていました。

 

まず、最初の出番はスイム担当の母!

スタートを待つ時間はウォーミングアップをしたりしていましたが、両親の顔には緊張感が(笑)スイムは1500 1周回のコース。利根川を上流側へ向かう前半は向かい波、下流側へ向かう後半は追い波だったようです。ローリングスタートといっても、泳ぎながらぶつかり合うバトルはあったようで、ゴーグルに水が入ってしまったと言っていました。これもプールでは味わえない、レースの醍醐味ですね。

 

さてさて、お次はバイクパートの私!

トランジションエリアで私のバイクに母がタッチすることでバトンの受け渡しと見なされます。せっかく40㎞ノンストップで漕げる良い機会なので、全力で漕いでみようと意気込んでスタート!

10㎞を4周回する完全なフラットコースです。川沿いということもあり、風は強いですが、コーナーも少なく非常に漕ぎやすいです。私がバイクを漕ぎ始めた時には、すでに2周回目、(トップは3周目?)に入る選手がいっぱいいたので、ぶつからないように気を付けて漕ぎました。

普段は室内でローラー台トレーニングばかりで、外で漕ぐ練習をする機会が少ないため普段とは違う緊張感がありました。路面が荒れているところではDHポジションを取らずにハンドルを握ったり、転ぶリスクの少ない所で給水したり、他選手を抜く時には前後確認をし、必要があれば「右側通ります!」と声もかけたり、と当たり前な事ではありますがタイムを狙っているとつい忘れがちなことを確実に行いました。

こうした行いでタイムロスしたとしても数秒の話ですが、レースに熱中しすぎて無理をすると大事故に繋がりかねない競技です。安全第一で漕ぎます。なんて言っていますが、かなりのスピードで漕いでいました。1周目からかなり全力で漕いでいたので40㎞のアベレージ速度は38.6/h3周目から疲労を感じ始め、4周目は何とか耐え切って・・・

トータル1:03:17

 

今回はバイクパートのみの参加だった事や、気象条件、コース条件が異なる過去大会のタイムと比較することはあまり意味のないことだと思っていますが、ノンドラフティングレースでこのタイムを出したことはないし、妊娠前にこのペースで漕ぐことはできなかったと思います・・・!強くなれた!?と思えたことが今回のレースでの大きな収穫!!

 

そして最後のランは父!

トランジションエリアで待つラン担当の父がバイクをタッチしてリレーのバトンを繋ぎました。ランは2.5㎞を4周回のフラットコース。川沿いを往復するコースで、前後の選手とのタイム差の確認や走りながらペース管理がしやすいコースです。目標タイムを切ることができたようで、家族みんなで満足し無事にレースを終えることが出来ました。

コロナの感染対策により無観客レースとなってしまったので、残念ながら息子はパパとお留守番でしたが、次々と各地の大会が中止となる中にも関わらず開催して頂いた事に感謝です。

改めてコロナ禍で開催することの難しさを痛感し、レースに出られる有難さを感じました。

 

こうして家族で楽しい時間を過ごすことができたのは、レースを開催してくださったからです!本当に茨城県トライアスロン協会の皆様、実行委員の皆様、本当にありがとうございました!

国内でも潮来に続きレースが再開されることを祈ります!

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