Total 09:51:16 Swim 0:52:42 / Bike 5:16:41 / Run 3:36:55 T1 0:02:52 / T2 0:02:06
Race:IRONMAN Busselton
Date:2 Dec ,2018
Distance:226km(Swim 3.9km / Bike 180.2km / Run 42.2km)
Place:Busselton, Australia
12月2日、オーストラリア・バッセルトンで行われたIRONMANへ参加。バッセルトンは、オーストラリア西側の中心都市パースから230kmほど南に位置し、綺麗なビーチが印象的なのんびりとした街でした。
会場となるビーチには沖に2キロほど突き出た桟橋があり、ジブリ映画で有名な『千と千尋の神隠し』のモデルになったようです。
移動は、飛行機で東京−メルボルン−パースでトランジション時間を入れると丸々一日。パースからはレンタカーで移動で少々時間は必要となります。来年には、東京 – パース間でダイレクトフライトが就航するようなので、移動はもっと楽になりそうですね。
今レースに向けては、IM70.3上海後(レースレポートはこちら)から本格的に準備開始。
Week |
1022-1028 |
1029-1104 |
1105-1111 |
1112-1118 |
1119-1125 |
1126-1202 |
TSS |
569 |
1024 |
400 |
1205 |
492 |
1174 |
Hour |
9h45 |
16h36 |
6h20 |
19h58 |
7h57 |
20h41 |
Swim |
6,900m |
6,175m |
5,400m |
4,725m |
9,351m |
10,499m |
Bike |
167km |
294km |
23.9km |
389km |
57.1km |
391km |
Run |
31.8km |
58.6km |
49.6km |
60.6km |
41.5km |
71.2km |
準備期間は6週間。上海大会で高いスピードのレースができていたのでバッセルトンへ向けては超持久力の養成をテーマにトレーニングを実施した。期間中、ポイントトレーニングとして行ったのは以下の通り。自分の中の指標として1週間におけるTSSが1000以上積み上げられると、持久力強化として良い準備ができていると実感があった。
Swim:レースシュミレーションとして3,000mTT(2回実施)
Bike:6時間程度のロングライド(2回実施)
Run : ロングライド後のブリックラン(10キロ以上)、週一回の20−30km走
以上の準備を踏まえ、今回の目標は、10時間切り(スイム55分、バイク5時間20分/FTP70–80%、ラン3時間30分、トランジション5分)に設定。前回のフルデビュー戦であったチャレンジ台湾(レースレポートはこちら)がランでの大失速だっただけに欲張りすぎず、まずは10時間切りを目標とした。
Swim 0:52:42
ウェットスーツ:ZEROD VFLEX
レースウェア:ZEROD TT SUIT ULTIMATE
朝方のためまだ風も弱くスイムコースは穏やかな状態。水温は21-23℃程度か、ウェットスーツがあれば問題なし。
スタートはIRONMANではもはやデフォルトになりつつあるローリングスタート。今回もストレスなくスタートしマイペースで泳いでいく。だんだんと人数が絞られていくが常に先行する選手、そして終始同じペースで泳ぐ選手が居りオーストラリアのレベルの高さを感じた。スイムアップは手元の時計で52分台。想定よりも良いタイムだったので安心してバイクへ。今回もウェットスーツはZEROD・VFLEXを着用。トレーニング不足を十分補ってくれた。
Bike 5:16:41
バイク:FUJI NORCOM
ホイール:(フロント)SHIMANO DURA-ACE C50
(リア)SHIMANO PRO DISC
ヘルメット:OGK AERO-R1
バイクはフラットなコース90キロ2周回。1週間前に現地入りし事前に一周試走していたのでイメージは完璧だった。
気温が上がってくると風が出てくるのがこのコースの特徴。1周目は抑えなくてはと思いつつ次々と抜かされていく選手に刺激され2h31m、IF0.83程度で通過。数値からすると明らかに飛ばし過ぎたが、体感的にはかなり抑えて乗れていただけに飛ばしすぎという自覚はほとんどなかった。2周目に入り風も強く吹き始め徐々にスピードが上がらなくなりDHポジションもキツくなる。相変わらずオージー達に抜かされまくるが、もはや為す術なく耐えるのみ。本場の実力と自分の実力不足を思い知らされた。
Run 3:36:55
シューズ:ASICS Noosa FF2
サングラス:OAKLEY Radar EV Path
ランは、海岸沿いを往復する10キロ4周回のコース。毎周回メイン会場を通過するので応援もすごく勇気をもらえるコースだ。
走り始めは軽くどんどんいけそうだったが、先を考え抑えて走り出す。
しかし、数キロで右股関節周りに痛みが発生。それから痛みが引くまでの10キロほどはいつ止めようか考えながら走ることになった。15キロすぎからは痛みも引いたがそこからは失速する自分を励ましつつ、応援にも後押しされフィニッシュ。
今回は1週間前から現地入りし地元のBusselton Triathlon Clubのトレーニングにも参加し、かなりリラックスしてレースへ臨めた。レース中クラブのメンバーからもたくさんの応援をもらったことで最後まで走り切ることができた。
また、プロ・エイジ含め海外の強豪選手たちとレースができ、自分も『もっとできる』と刺激をもらえたレースだった。
今回の遠征はオーストラリアの素晴らしいトライアスロンライフを肌で感じ、また新たなトライアスロン仲間ができて、すごく充実したトライアスロントリップになった。
Supported by
Bike : FUJI
Race wear & Wetsuit : ZEROD Japan
Bike shop : FLEET
Body maintenance : 整骨院鍼灸院アシスト
Brand : ZOHN
Team : nararun